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オリックス・バファローズ吉田正尚選手のチャリティ活動の勉強会に参加しました

「ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)」が主催し「認定NPO法人 国境なき子どもたち」が協力する勉強会に参加しました。

「開発途上国の教育支援について考える 〜オリックス・バファローズ吉田正尚選手が行うチャリティ活動の意義とは」

プロ野球選手などスポーツ選手は様々な形で国内や海外のチャリティー活動を行っています。

たとえば、楽天ゴールデンイーグルスの則本選手は、チャンス・フォー・チルドレンというチャリティー活動を通じて、1イニングピッチングするごとに1万円を東北の子供の教育支援に寄付しています。

福岡ソフトバンクホークスの千賀選手は、奪三振ごとに1万円をオレンジリボン運動に寄付しています。

そして、今回テーマとなったオリックスバファローズの吉田選手は、ホームランを1本打つ毎に10万円を「NPO法人 国境なき子どもたち」に寄付することで、開発途上国の子どもたちの支援を行っています。

今回の勉強会では、吉田選手が寄付している国境なき子どもたちがどのような支援を行っているのか、現地の様子やこれまでの支援実績などを詳しく説明していただき、日本で活動の理解を深め、協力を広げていくことが目的でした。

吉田選手の寄付によって支援している国は、フィリピン、カンボジア、バングラディシュの三カ国となっていて、「若者の家」という教育支援や自立支援を行う施設を運営に充てられているそうです。

「若者の家」では、主に10代の子どもたちの生活の場となり、教育や職業訓練などを受けることで大学への進学や社会人として自立するまで支援しています。

バングラデシュでは「ほほえみドロップインセンター」という施設を通じて、ストリートチルドレンに食事や学習の場を提供しています。

バングラディシュでは、ストリートチルドレンが30万人いるそうで、この数字は、東京都内の中学生の数と同じだそうです。

貧困環境によって麻薬に手を染めたり、犯罪に走ってしまう子どもたちもいることから、そういった子どもたちに手を差し伸べて将来自立できるよう生活や学習を支援することが必要なようです。

世界ではまだまだ貧困に苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。

頭では分かっていましたが、今回改めて支援について考えさせられました。

NPO法人子ども支援センターとしても、引き続きいろんな形で途上国の支援をしていきたいと思います。

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