NPO法人 子ども支援センターでは、遺品整理のご相談をいただくことが多くなっていますが、多くの場合、下記の2つに大別されます。
1.ほとんど処分してしまってから、大型の家具や家電製品の処分に困ってご相談頂く場合
2.荷物が多すぎて何から手を付けていいか分からない場合
NPO法人 子ども支援センターには、遺品整理士が在籍していますので、どちらの場合にもお手伝いやアドバイスさせていただいています。
1の場合、廃棄になるものは、各自治体が一般家庭のゴミ収集を委託しているゴミ回収業者に依頼するのが安くて確実な方法だと思います。
NPO法人 子ども支援センターでは、家電製品や雑貨、文房具、玩具などは無料回収できますが、冷蔵庫や洗濯機、テレビ、エアコンなど家電リサイクル法に関連する大型家電は一部のテレビを除いて対象外になっています。
その他の家電製品やスチールラックなど金属としてリサイクルできるものは無料回収させていただいています。
不用品回収というと、よくチラシがポストに入っていますが、チラシもインターネットも回収業者は玉石混交なので、チラシに記載されている文言が誰にでも当てはまるとは限りません。むやみに信用するのではなく、複数の業者から見積もりを取ったり、経験者から話を聞くなど下調べも重要です(^^)
競争が激しくなっているので、良心的な業者も増えていますが、未だにボッタクリを目論む悪徳業者もたくさん横行しています。
遺品整理に慣れた人なんていませんので、言葉巧みに依頼したら100万円近く費用がかかったという話もよく聞きます。
業者選びは注意したいですね(^^)
2.については、生活されていたお家がそのままの状態だったり、ゴミ屋敷に近いぐらい荷物に溢れているお家だったり、様々ですが、いずれにしても、亡くなられた親族のお家に行ってみて、驚かれるケースが多いようです。
対応できるエリアが関東近郊が中心になってしまいますが、当NPOに在籍する遺品整理士が現地に向かい、どのように仕分けや処分するのが効率的か、処分の方法も含めてアドバイスさせていただいています。
貴金属やブランド品を中心に、売却することで廃棄費用を軽減できるものは売却をオススメしますが、
家電製品や雑貨、文房具、おもちゃなど、価値が低いものや廃棄対象になるもので、無料回収できるものはNPOが引き取ることで、最終的に廃棄する量が減り、処分費用も確実に安くなります。
遺品整理業者や不用品回収業者の見積もりは、トラック何台分という単位だったり、荷物の量を立米m³(リュウベ)という単位で計算して総量から算出するなど、ほとんどの場合が、廃棄物の量によって左右されます。
そのため、捨てる物の量が減れば、支払う金額も減るということですね(^^)
悪徳業者に騙される前に、身の回りの経験者やお知り合いに相談されることをお勧めします。
身の回りで騙された人がいたり、業者からの見積もりが「高いな」と感じたら、ご遠慮なく、NPOにご相談ください。