遺品整理を行うにあたって、何から手を付けていいかわからず、業者にすべて依頼する方が増えています。
特に遠方に住んでいて自分たちで片付けられない場合、現地の業者を探して丸投げしてしまうことが一番楽に処分できるので、最初と最後だけ立ち会って済ませられるのは大きなメリットかもしれません。
ただ、そこに目をつけて足元を見て法外な費用を請求してくる業者も少なくないので注意が必要です。
業者は、慣れているので、素人にあれこれ難しい説明をすることで、分からないように費用を水増ししているケースも多々あります。
本来、遺品整理は、遺品を仕分けして適切に処理することですが、どこまで業者にお願いするかによって費用はピンキリです。
お家一軒丸ごと、処分となると100万円以上を請求されるケースも珍しくありません。
できる限り自分で処分したり、売れるものは買取業者に売ることで費用をゼロに近づけることも可能です。
どこまで自分たちで頑張るかも重要ですが、業者に丸投げする際も、相場を調べることや業者の見積もりの明細をチェックするなど、自己防衛も大切です。
一般的には部屋の数や広さによる見積や、何立米分、トラック何台分など物量に応じて見積が決まることがほとんどです。
ただ、買取や無料回収で減らせる荷物も処分の全体量に含まれているケースも多々あります。
たとえば、トラック１台分が売却や無料回収で処分できる場合、業者の見積もりのうち、５万から２０万円ぐらいマイナスできるケースもあります。
対応が親切だったから大丈夫とか、大手で慣れてそうだから安心するのではなく、きちんと向き合って交渉することで後悔しない遺品整理に繋がります。
NPO法人 子ども支援センターでは、無料回収や遺品整理のアドバイスなど、無料でお手伝いもさせていただいていますので、遺品整理に関してご質問等がござましたらご遠慮なくお問い合わせください。